
第41回日本作業療法学会 学会長 岩瀬義昭
私たち作業療法士は過去40余年にわたり社会のニーズに応え国民の健康維持・福祉の増進に寄与するとともに疾病とその帰結である障害に対する臨床活動と研究を積み重ね作業療法学を構築してきました。
最近は、日本社会の構造変化と少子高齢社会の到来により国民生活は多様化し、ひとは余暇生活の充実や「生活の質(QOL)」の向上を求めるようになっています。健康で豊かな生活を求める多様な価値観は、国際生活機能分類が示すように負の障害面に視点を合わせるだけでなく人生の正の面を視野に入れた活動を求めています。
この学会では、日本の文化・習慣・風土に根ざしながら発展してきた作業療法の歴史を踏まえ、ひとびとの自立生活を希求し支援すべく、本学会のテーマを「ともに感じ、支え、生きる」としました。
多くの会員が日々の業績を発表して下さるよう、また、多くの方に来場してくだいさいますようお願い申し上げます。